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2010年4月10日土曜日

スマートシティ実現に向けて動いています

サステナジーでは、スマートシティ、つまりは、スマートグリッドが普及している地域づくりに向かって、活動を続けています。

現在進行中の国内スマートシティ計画としては、以下のプロジェクトが有名です。
・青森のプラチナシティ計画
・柏の葉キャンパスでのスマートシティプロジェクト
・京都府けいはんな学研都市でのナノ・グリッド実験
(何かしらのところでサステナジーは絡んでorウォッチしつつ動いています)

とはいえ、どうもスマートシティやスマートグリッドというと、予算や投資金額が数十〜千億円の話が聞こえてくるのですが、
そんな金額は必要無い
と考えています。
すでに高品質な電力網が整備されている日本では、欧米や中国・韓国など「電力網をスマートにしないと老朽化で停電しちゃう」とか、「スマートメーターを使わないと検針できないから請求ができない」なんていう必要はありません。
かわりに、すでに一段高い位置にいる日本が、それこそスマートシティにして、スマート&スピーディにできることは、
太陽光発電などの再生可能エネルギーを100%にしていく
ことです。
そして、
CO2大幅削減を実現して、国外に大きなお金が流れていくのを阻止する

これだ!!!と考えています。

この目標のためには、なにも数億も掛けず、今の太陽光発電への補助金継続にあわせれば、サステナジーも応援している電力融通型のスマートグリッドであれば、1軒あたり100万円も掛からない金額で、実現できると考えています。
(太陽光発電のシステムは、家庭の出費として、国のお金はこれ以上使わない想定です)
スマートグリッド 基礎と実践 :サステナジーの戦略
サステナジーでは、この春から、スマートメーターの設置を開始し、それとあわせ、発電量の予測と、電力融通量の計算のデータベースの整備を開始します。

無駄に四方八方、税金が使われてしまう前に、みんなで太陽光発電+スマートメーター設置を行って、ローコストなスマートシティを作っていきましょう!!

2010年3月8日月曜日

太陽光の環境価値:国内クレジットとグリーン電力

サステナジーでは、太陽光発電システムを設置して、CO2の排出量削減に寄与した分を環境価値として認めてもらう活動を続けています。

現在、この仕組みには、経済産業省が所管する「国内クレジット制度」と、環境省が所管する「グリーン電力証書制度」の二つがあります。先に立ち上がった仕組みが、「グリーン電力証書制度」だったため、サステナジーでは、こちらの制度への対応をすすめ、現在では、サステナジーが太陽光発電システムを設置させていただいた家庭の方々すべてで、このグリーン電力証書を発行できるようにしています。

しかし、グリーン電力証書を発行するためには、「計量法で認められた測定器(=電力会社が使用するような電力計)」が必要となり、残念なことに、海外のメーカーが作っている最先端のスマートメーターは使用することが出来ません。また、この計量法に対応するために、電力計はJEMIC:日本電気計器検定所に数年に一度、検定に出さないといけません。(こちら) このため、電力計を設置しても、期限が切れて交換、さらに海外のようにソケット式で取り替えができないので、毎回、電気工事士による工事が入ってしまう、という、高コスト体制になってしまっています。代わりに、電力計は封印がされていますので、測定値を改ざんすることはできません。

そこで、企業(ミサワホームなど)が取り組み始めているのが、「国内クレジット制度」による環境価値を認証する仕組みです。自家消費量(自宅で消費した電力部分)を環境価値として認定する、という仕組みは同じで、こちらは企業が「バンドリング」という形で、家の方々が「生み出す」環境価値を取りまとめて、国内クレジット認証委員会にクレジットの認証をお願いする流れになります。
グリーン電力証書と違う点は、メリットとして、上記のような、計量法対応の電力計が必要無いため、初期のコスト負担が少ないので、みんなで始めやすい点。逆にデメリットとして、国内クレジットでは、CO2削減量に換算してしまうため、CERなどのCO2削減クレジットと同じ価格帯になってしまい、グリーン電力証書のように、電力量のまま流通するのに比べて、1/10の小売価格になってしまう点があります。
また、パワコンの発電量表示器を読み取って、自家消費量を認めていますので、海外製の計測表示精度の低いパワコンを使ったり、悪意を持ってパワコンのコンピューターをいじってしまうと、不正ができてしまうことが危惧されています。


一番良いことは、国内クレジットとグリーン電力証書の二つが、早く一つの制度に統合されることですが、なかなか省庁の壁が高いのか、統合されないのが現状です。

サステナジーとしては、国内クレジットの「甘い精度」とグリーン電力証書の「厳しすぎる精度」の間を取って、
「海外で認められている電力計/スマートメーターであれば、日本でも環境価値認証に使ってよい」
としてもらえるだけでも、環境証書だけでなく、今後のスマートグリッドのための投資につながっていくので良いと思っています。
(どちらの制度も、現時点ではシステムによる自動集計ではなく、人に頼って写真・報告をしてもらっているので、間で改ざんできてしまいます。早く、スマートメーターによる自動計測を義務化したほうが、ずっと精度が高くなるのですが。。。)

みなさん、どうお思いでしょうか?ご意見、ご感想、ぜひ、ブログに書き込みor comment@sustainergy.co.jp まで頂けると嬉しいです。

2010年3月2日火曜日

飯田市に続き横浜市も「ゼロ円太陽光」開始?

2月26日の東京新聞の記事です。
「太陽光パネル リースへ準備 個人住宅に月1万8000円で10年」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20100226/CK2010022602000074.html

いよいよ、日本の太陽光発電の先進都市、長野県飯田市だけではなく、都市圏・横浜でも「初期費用ゼロ円」モデルの検討が始まりました。
記事にもありますように、太陽光発電を続けていくためには、通常は「維持費」が発生します。これは、車の車検や修理・点検と同じようなイメージですね。毎日、普通に走っているんだけれど、時々変な音がしてきたり、加速が悪くなったり、最悪、途中で止まっちゃう、といったことが、太陽光でも、徐々に発電量が悪くなったり、最悪、ぴたっと発電がとまったりします。

このようなメンテナンス、車好きな人には楽しい作業ですが、普通にツールとして車を乗りたい人にとっては、めんどくさいなぁと思うのが普通かと思います。(自分も学生時代は車をいじるのが好きでしたが、社会人になってから、そうなっちゃいましたね)
そんなとき、やっぱり「レンタカー」や「自動車リース」って便利だと思うんですよね。
また、今は、リース期間満了したら、安く購入させてもらえる制度など整って、買い切りとリースとの境が少なくなってきています。

同じように、私たちも太陽光のリースは「気軽に太陽光発電を初めてもらう」ためにも、重要だと思っています。
このように、自治体や地域の事業者が協力して、環境のために歩み始めるっていうのは、すばらしいことだと思いますし、さらに、ここにITの要素を追加して、スマートメーターで運転状況をリアルモニターする仕組みなどが整っていけば、サービスレベルの向上にもつながっていきますよね。

私たちサステナジーでも、すでに毎月の運転状況チェックは開始していますが、さらにスマートメーター&スマートグリッドの実証を、この春から開始し、なるべく早い段階で、一般の方々にも初期費用の掛からない形で提供していきたいと思っています。ご期待下さい!

2009年6月25日木曜日

S-Grid以外を利用したグリーン電力証書の活用

先日、S-Gridを学校で利用すると、学校からのグリーン電力が取り扱いできるようになる、
という内容を書きましたが、(学校ではパソコンとか使うのが難しい?ので)
「自動で検針してくれると助かるな!」
という学校の方々は、こんな方法があります。

慧通信さんのスマートメーター
http://www.smartmeter.jp/

メーター代は若干高くはなりますが、こちらを使うと、発電量と自家消費量をカウントしてくれて、自動的にグリーン電力認定を行う事ができます。

子どもたちの教育のために、メーターを見てもらいながら、S-Gridで申請・確認する仕組みも良いですし、このような形で、計測の部分は自動にして、認証された内容を使って環境教育をするという仕組みでも、良いかと思います。

どちらにしても、「ただ単に、太陽光パネルを設置して、子どもたちは無関心」というのは、税金の使い方として、とっても悲しいので、ぜひ、「環境の世代」を担う子どもたちに、「環境を壊してきた」大人として、最高な投資をしてあげましょう。

2009年3月11日水曜日

マイクロソフトのスマートメータービジョン

エネルギーに関わる取り組みで、我々が特に注目しているのが
「スマートメーター」です。

今までは、家庭の電力と言えば、月に一度、電力会社から送られてくる使用量のお知らせを見て、
「今月はちょっと高かったなぁ。来月は省エネしようっと!」
と思う程度でしたが、
今、海外で進められている取り組みは、電力の使用量をリアルタイムに把握して、さらに、IT機器等を利用して、電気機器の制御までしてしまう!!というアイディアです。

IBMやGoogleはじめ、各社が参入を表明していますが、いよいよMicrosoftも「2019年のビジョン」という形で、立派なVideoを作って、参入の意志表明のようです。
↓
http://www.sustainablelifemedia.com/content/story/strategy/microsoft_vision_for_2019_home_smart_meters

もちろん、われわれも、日本国内でこの流れを推進していきます。
まずは、ビルなどで利用されている電力モニター機器の提供の検討と、家庭に提供するためのコスト削減・仕様の変更等、パートナー企業と一緒に進めていきたいと思っています。